時代とともに見栄えが良くなる

Excel 2007とか使うとわかるのだが、図表を適当に書いてもなんとなく見栄えする出来になる。ツールがデフォルトで用意してくれる図表が以前のそれよりクオリティが高い。

Windows Vistaだとウィンドウやボタンなどのパーツが、いちいちグラデーションしていたり半透明になっていたりと見栄えするようにデザインされている。

こうした、グラデーション、半透明といった高いクオリティのビジュアルパーツに慣れていると、いざ自分でピクセルを操り、ゼロからUIを作ろうとすると、どうしてもしょぼくれて見えてしまう。

周りの偏差値が上がることで、相対的に自分の作るものがみすぼらしく見えるのだ。

自分は消費者だからと、デザインを馬鹿にしている人間は、いざ作る側に回ることになって初めて、それが簡単ではないことを知る。

というか、ボーダーラインがどんどん上がってモノを作ることのハードルが高くなることを懸念している。