エンジニアの価値

自国文化を評価するのが下手な国、ニッポン - プログラマーの脳みそでちょっと論じたけども、やや外していた感があるので修正。

  1. アメリカでは日本のIT産業に比べて価格がえらく高い。
  2. 日本では出来る技術者もできない技術者も頭数いくらで契約される。
  3. 途上国などでは技術を欲するがために、日本人技術者により高い報酬を払う場合がある

という3つぐらいの話題があって、混線していた。私が当初想定していたのは、1,2の部分。2の部分は評価の問題とも言えるが、ろくに技術もない自称技術者にカネを払えという気はない。できる技術者にカネが払われていないという実情を憂慮している。

少なくとも、日本ではエンジニアになるよりスーツになった方が稼げる社会で、いわゆる理系より文系の方が生涯賃金が高いというデータがある。日本は技術立国だというのにあんまりじゃないか。

1のアメリカでのIT技術者の年収と言うのはバブリーで是正されそうな気配もあるが、かといって日本の技術者の給与水準はちょっと低すぎるだろうと思う。

しかし、途上国での賃金は3の理由による割増料金だろうから、海外での賃金を理由に評価が逆輸入されるというのは期待できないことに思える。