http://news.livedoor.com/article/detail/3856069/が面白かった。新聞社やテレビ局ら「マスコミ」の内情と言うか都合というのがどんなものなのかよくわかる。
「マスコミにはマスコミの都合があるから選挙日程を決めろ」と言うのが主張なのだが、政治はマスコミの都合で行われるわけではないという当たり前の主張をする麻生総理。この「当たり前感」が国民には共感されることだろうね。
経済界とかの事情とかもいろいろあるだろうけど、「それはおかしいだろう」という「当たり前」の言説を政治家はなかなか口にできない。政治家が気にしているのは政界だとか支持基盤であるとか、要するに国民ではない何かだ、という政治不信が根強いなかで、「なんだ、話せば分かってくれるじゃん」って存在はそりゃぁ人気が出るだろう。
後は「聞いてくれるだけ」から「対応してくれた」という実績が重なれば信用は厚くなる。
「当たり前」ではない、歪な部分を利用して利益をむさぼっている人からすれば、麻生氏は眼の上のたんこぶかもしれない。