年明けをめでたがろう

 新年明けましておめでとうございます。

 ところで、なぜ新年になってめでたいのだろうか?正月だからって何もせずに平常運航で過ごしてもいいじゃん、というのはそうなのだけど、何か特別な日というものを廃していくと粋なモノがなくなってしまう。

 元旦と言うのは暦の上でのキリ番みたいなものだけど、アクセスカウンタのキリ番と同じく、別にその数字に興味を持たなければどうでもいい。しかし、日々の暮らしを淡々と過ごすよりも、何か祭りのようなイベントを用意してハレの日とケの日を用意して緩急をつける方が心地よい。祭りを執り行う風習のない民族なんていないよね。

 そういえば、人間に限らず社会性を持つ動物は多々いるわけだけど、祭りを行う動物は他にいるのだろうか?強いて言えば繁殖期であるとか、渡り鳥などの渡りの開始であるとか、そうした生活上の節目節目が祭りのようなモノなのかもしれないな。

 桜が花を開かせる祭りが楽しみだ。