好きこそものの創造者

>>ヲタクはどちらかといえば創作をするユーザが多いわけで
俺の日本語能力が低いせいか、書いてある意味がよくわからない

パロディ封じに対するニコ動のしたたかな戦略

コメント欄より。大丈夫。日本語能力が低いわけじゃない。事象が理解できていないだけだ。

多くの場合、あるコンテンツのクリエーターというのはそのコンテンツの消費者の中から生まれる。漫画なんて読みもしないし興味もないという人が漫画家になるというケースは通常ない*1

ヲタク向けコンテンツというのは非ヲタクが生み出してヲタクに向けて供給しているわけではない。ヲタクが作りヲタクに供給しているわけである。

世の中の供給者の多くは、その供給物に対して愛情を持っている。日清食品の創業者、故・安藤百福氏は毎日1食はチキンラーメンを食べていたと言う。自分で作ったものを「あんなものは食べ物ではない」と自分で消費する気のないような人であったとしたら、そもそも成功しなかったことだろう。

変に消費者に媚て、自分で消費しようと思わない代物を作り上げるようではいけない。自己満足だけで終わるのも不健全だが、自己すら満足させられないものを人に売ろうなどという輩はろくなもんじゃない。

*1:まったくないとも言いきらないが、あったとしたら相当なレアケースだろう