衆議院が解散され選挙となるわけだが、マニフェストとか全部承認か全部否定の2択ってのは勘弁してほしいと思う次第。
この政策はいいけど、この政策は反対だと思う状況で、その政党に入れたら反対だと思う政策を承認したことになってしまう。それが嫌なら例え10個のうち9個の政策が素晴らしくても、ひとつ気に入らない政策を掲げていたらその政党に投票してはいけないことになる。そんなことを言うと普通はどの政党にも投票なんてできない。自分の思いと完全一致する政党がある人はごく稀だろう。
となると、政策のセット販売の中でどれが比較的マシかという投票をせざるを得ない。しかし、政党と言うのは選挙で議席の過半数を占めるようなことになれば「選挙で承認された」とセット販売した全ての政策が国民に認められたかのように喧伝するわけ。
人と言うのは、いいところと悪いところがセットなもんだけど、人単位で投票するのが選挙。それは手間的な理由が強いだろうけど*1ITをもってすればそのような投票は省力化して容易に集計できるようになる。人を不可分な単位として投票する選挙制度は21世紀までかもしれない。政策単位での選挙が行われる時代が訪れるかもしれないね。
*1:あるいは利権を守りたい思惑の人が必死になって守っている可能性もあるかもしれないが