ところで色メガネの話

結局、氏の文章を精査してみたが、アレはアレ、それとは別にコレはコレという切り分けをしているという主張が一切なかった。二面性のあるものの一端が悪ければ全部悪、駄目なものは全部駄目!という一貫した姿勢である。とても清々しい。*1

だから誤字だろうが表現の曖昧だろうが、ダメな部分があればその文章は読むに値しないダメな文なのだろう。そうでないとあそこまで盛大に人を罵倒できるものではない。

私なぞは誤字があったところで、論旨が確かであればそんなものは瑣末な問題だと考えているから、誤字や表現の曖昧さを持って論旨を否定するなどという芸当はできない。

とりあえず、氏の論法で言えば、氏の書く「人を罵倒する文」は全て「罵倒している」からダメ、論外ということになるのだろう。いや、そこはジャイアニズムで俺はいいの、という感じなのだろうけども。

とにかく、後半の下り、ホリエモンはダメなんだからダメなんだ、という坊主憎ければ袈裟まで憎い論法は一貫していて、私が指摘に対しては「だからどうした、それでいいんだよ」ということらしい。この線は平行線だろう。

*1:そうではない、と言いながらこの部分はいいけど、ここはダメという論法を一切しないのだから清々しい。犯罪は犯罪なんだよ!って強弁する姿が清々しい。